「お前、面白れぇなぁ。仲間になれよ」
ルフィはにっと笑う。
「それは無理だ」
もにっと笑う。
「何でだよぉ〜。いいじゃん。仲間になれ」
「無理だって。俺もう海賊だし」
ぷぅっと頬を膨らませるルフィにははっはっはっと笑う。
「そうなのか?」
ルフィは驚いたように声を上げる。
「おぅっ!白ひげ海賊団だ」
むんっと何故か胸を張る。
「白ひげ?どっかで聞いたなぁ〜」
?マークを頭の上に飛び交わせ、ルフィは首をひねる。
「エースのいるとこよ、ルフィ」
ナミが教える。
「お前、エース知ってんのか」
ぱっと再びルフィの顔が明るくなる。
「おぅ。バリバリ知ってるさ。同じ白ひげだからな」
ビッと親指を立てる。
「白ひげやめて仲間になれ」
ルフィはかなりが気に入ったらしい。
なかなか諦めない。
「嫌だ。仲間になりたいなら、お前がうちに来れば仲間になれるぞ?」
逆にがルフィに提案する。
「嫌だ」
ルフィ即答。
「楽しいぞ、白ひげ海賊団は」
立場逆転。
がルフィを勧誘する。
「でも、嫌だ。お前来いよ」
「嫌だ」
「何でだよ、楽しいぞ」
「白ひげだって楽しい。それにあそこには俺の仲間がいるからな。俺が帰るところはあそこだ」
きっぱりという。
「そっか。ん、じゃ仕方ねぇな」
「悪いな、せっかく誘ってくれたのに」
「気にすんな」
シッシッシッと笑うルフィにもにっと笑みを返した。
「あっお前名前は?」
「だ」
『普通名前聞いてから勧誘だろっ』
順番が目茶苦茶だ、と内心他のメンバーは突っ込みを入れる。
「かぁ〜。とりあえずしばらくいるんだろ?」
ルフィの言葉にふっとの表情が曇る。
「…あ〜、そうさせてくれると、助かる」
「ん?どうしたんだ?」
ルフィが首を傾げる。
「俺の船、さっきのとこ置いてきちまったからなぁ〜。帰るに帰れねぇ…」
ふぅっとため息をつく。
「じゃ、しばらく俺たちと一緒にいろ。お前、エースの仲間なんだろ? そのうちエースが来るさ」
ルフィはそう言ってに笑顔を向ける。
「…だといいんだけどなぁ」
は視線を遠くに向ける。
「絶対来る。エースだから」
きっぱり言い切るルフィ。
「そう、だな。エースだもんな」
が再び笑顔に戻る。
「おぅ」
ルフィもシッシッシッと嬉しそうに笑う。
「何か、意気投合って感じだな」
ふぅ〜と煙を吐き出すサンジ。
「サンジの飯は美味いぞ」
「それは楽しみだなぁ」
周囲のことは置いてけぼりで和みだす2人であった。
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